ARABAKI ROCK FEST.25
開催に向けて
応援してくださっている皆様
ARABAKI ROCK FEST.責任者の菅真良と申します。いつも応援ありがとうございます。
いよいよ今週末、25周年の節目の開催を迎えようとしています。
25年分の感謝を込めて参加頂く全ての皆さんが幸せで充実した2日間(前夜祭・後夜祭へ参加頂く皆さんは4DAYSですね!)となるよう心を込めて創って参ります。
開催前に宣言致しました“25シーンのセッション”は皆様の多大なご協力のもと、目標を上回る28組もの企画を実現出来る運びとなりました。当日シークレットで開催する企画もあるので、もう少し増えると思います。オリジナルの企画が決定していくことで、アーティストやマネージメント・スタッフの皆様、毎年アラバキを大切に思ってくださっているファンの方々に支えられていることを改めて実感致しました。
また、この25年間、大きな事故なく、毎年盛況に開催出来ていること、「荒吐=ARABAKI」という言葉が東北のロックフェスの代名詞となったことは関わってくださっている全ての方々の支えがあってのことと思っています。この場をお借りして心から感謝申し上げます。
今年の開催前日の25年前にあたる2001年4月25日は25周年の大団円を快く引き受けてくださったTHE BACK HORN のデビューシングル「サニー」がリリースされた日です。そして、同年8月4日、仙台港で第一回目のARABAKI ROCK FEST.が開催されました。僕がまだ27歳だった初年度の開催からの25年間を振り返ると、本当に紆余曲折、いろんなことがありました。初開催から4年間は全国でフェスが急増したこともあり夏のブッキングが思うようにいかない継続の危機を5年目の日本初春フェスと銘打ち乗り越え、2006年にエコキャンプみちのくでお世話になりはじめました。
10周年の2010年みちのく公園の北地区全体に規模を広げ現在の規模が実現した矢先、2011年は東日本大震災の影響で夏に延期開催をしました。奈良美智さんとの震災孤児支援Tシャツをはじめたこともこの年でした。そして、コロナで2度経験した直前の中止での悔しい思いと、BRAHMANのTOHSI-LOWくんとMAN WITH A MISSION のTokyo Tanaka氏をはじめとする皆さんの暖かい気持ちが嬉しかったZepp Hanedaの配信ライブ。コロナ明けのキャパを制限した3日間開催など、描ききれないほど沢山のドラマがありました。
また、25年の間には悲しい別れもありました。
初年度のトリを務めてくださったTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケさんやアベフトシさん、ARABAKIに新境地を開いてくださったKANさん、大雨を浴びながら熱唱してくださったBUCK-TICKの櫻井敦司さん、そしてARABAKIの代名詞であるセッションを育ててくださった忌野清志郎さん。
そんな、お世話になったレジェンドの皆さんにも自慢できる素晴らしいラインナップで、今年も唯一無二のARABAKIを開催できることが僕たちのかけがえのない宝物です。
今年のキービジュアルはRCサクセションの名盤「Baby a Go Go」の初回限定版パッケージのパロディでデザインをしましたが、その内側にはTHE BACK HORNのデビュー曲 「サニー」のジャケットのオマージュを起用しています。
今年のキービジュアルはARABAKIの25年の集大成としての想いを表現したく、そんなデザインにしました。
毎年、セッションを企画するアーティストの方々をフューチャーし、開催前のビジュアルから盛り上げてきました。
これから先もアーティストの周年や東北の風土を大切に想うフェスであってほしいと思っています。
今年の開催に25年間をたくさん詰め込んで節目に相応しい最高の2日間に致します。
みなさまのご来場を心よりお待ちしています!
(初日は完売御礼ですが27日は残りわずか、まだ間に合います!)
ARABAKI PROJECT 菅 真良